TOPPAGE - 当科のご紹介 - 外来(成人)
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外来(成人)

当科成人部門の特徴

成人

当科の外来は大きく分けて、成人部門と児童部門に分かれています。成人部門は16歳以上あるいは高校生以上、児童部門は中学生以下あるいは15歳以下が対象となっています。

このうち成人外来では、不安障害や気分障害や統合失調症や認知症といった一般的な疾患を中心に対応しています。成人外来は、精神科外来治療の基礎であり、児童精神科を目指す医師も、成人外来で研修することは大切なことであり、成人外来での研修も行うことが可能です。通常成人の外来診療は入院治療と密接な繋がりがあるのですが、当院は入院病棟がないために返って地域の入院病棟をもった精神科病院との病院間連携が強く、当院の成人外来の特色の1つとなっています。外来治療が困難となった際の入院への移行はスムースに行われ、治療は円滑に行われます。また、他の身体科との連携も盛んな外来であり、身体的な治療目的で来院された外来患者さんに発生している精神症状への対応も連日行っています。

治療法は大きく分けて2つあります。1つは薬物療法です。的確な精神科的診断を行った後は、エビデンスに従って薬物治療を行います。2つめは、精神療法です。中心的な精神療法は支持的精神療法であり、ほとんどの患者さんに対して行います。支持的精神療法だけでは不十分な患者さんに対しては、個々に環境調整と共に行動療法や家族療法、精神分析的精神療法などの様々な精神療法の考え方を取り入れ診療を行っています。特に精神分析的精神療法に関しては、当院では系統だった伝統的な教育を行って来た歴史があります。伝統を重んじると共に型にとらわれ過ぎず日常の診療にも考え方が応用できるように心がけており、現在の伝統的な精神分析的精神療法の系統だった指導や外来については、質と人数の面からも希望した中で制限した人数で行っています。特に希望をしなくても精神分析的な考え方については医局内で日常的に議論され、他の様々な精神療法についても勉強会などを通じて触れる機会は沢山あります。

当院は神奈川県中西部に位置しており、当院に来院される患者様は、地元伊勢原市を初めとして、秦野市、平塚市、厚木市の方が多く、海老名市、小田原地区や足柄上郡といった、幅広い地域をカバーしております。また、予約制を導入し、患者さんの待ち時間短縮を行い、質の高い治療を提供するべく努めております。

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