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病棟(一般リエゾン)

一般リエゾン

一般リエゾンを担当する精神科医も4人前後で1つのチームを組み治療にあたっております。当院の一般リエゾンとは、身体疾患の治療のために当院に入院している患者を対象にしております。精神面でのサポートを主科からの依頼によって治療に参加をしております。サポートを行うにあたっては患者本人の同意が必要となります。患者の病状から本人が判断することが出来ない場合はご家族に説明した上で併診につきます。小児の場合も同様です。

患者は入院による環境の変化や病状の変動、悪化などといった様々な要因によって不安が強くなる、夜間の睡眠が不十分になる、せん妄状態といって変動する意識障害によって現在自分が置かれている状況がきちんと把握出来ず、混乱が生じ、言わば寝ぼけたような状態になる、などといったことがしばしば見られます。そのような精神症状の出現、持続は身体的な治療の妨げとなり、時には身体症状を悪化させることにも繋がるため、精神的な面での安定が必要かつ重要となります。

リエゾンで精神科医が行うことは、不安や恐怖など患者の訴えを十分に傾聴し支持的に関わるなどといった精神療法や、向精神薬を使った薬物療法などがありますが、患者のその時の病状、元々の性格や適応能力など問題となる様々な要素を頭に入れた上でどんな治療を中心に行っていったら良いのかを判断していきます。

また、最近では既存に何らかの精神疾患があり、入院前から精神科や心療内科に通院しているという患者も少なくありません。たとえ精神科には通院していなくてもかかりつけ医から向精神薬を貰っているという患者も存在します。そういった患者に関しても元々服用している向精神薬の増減、変更などの調整が入院中には必要となってきますので、それもリエゾンチームの精神科医が行っております。

治療方針については、患者自身はもちろんのこと、主治医や受け持ちの看護師などの病棟スタッフ、患者のご家族、時にケースワーカーなどとも相談しながら決定しています。

そして身体的に改善がみられ当院を退院もしくは転院することとなった患者への対応も、もちろんそこで終わりではなく、引き続き当院の外来にて経過観察を行うか、かかりつけ医もしくは転院先の医療機関に入院経過を情報提供するなどして円滑な継続加療を行えるように配慮しております。

一般リエゾンを担当する精神科医たちは日々このような形で診療を行っておりますが、様々な病棟の様々な職種と相談し方針を決めていくことは、まさに今重要視されているチーム医療そのものであり、その一端を任されていることは実際にその輪の中に入ってみると、非常にやり甲斐のある領域であると感じると思います。

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