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スタッフの声

新入局員として

小田 哲朗

私は東海大学医学部に学士編入という形で入学した経緯があり、自分の子供と触れ合う時間が比較的長くとれる学生生活を送っていました。子育てを行っていく中、子供の精神発達に興味を持ち、選択授業でも精神科を選び勉強しました。しかし、国試の勉強となると、精神科領域は言葉の難しさ、病態の想像のしづらさにより、一番苦手な科目となってしまいました。そんな私が精神科入局を決断したのは、研修医として精神科で勉強させていただいている時の朝のカンファレンスで、自殺企図の患者様について生まれたときから現在に至るまで一つ一つの出来事に着目し、治療方針を決定していく姿に感動を覚えたからです。

入局してからは診察時の面談技法一つをとっても難しさを感じており、日々勉強に追われていますが、当科特有のアットホーム感で、疑問点を一つ一つ丁寧に指導していただいています。また、勉強すればする程、患者様の一言がなぜ自分の心に引っかかるのか、自分の感情にゆらぎが生じるのかについて、自分の過去にも向き合い、多くの気付きが生じてきており、これも精神科の勉強の楽しみ方の一つかなと感じています。

東海大学精神科の入院診察は、救急搬送された患者様を担当するERチーム、もともとの既往に精神疾患を抱えている方や、入院中に精神的な問題が発生した患者様を担当する一般チーム、担がん患者様のケアを担当する緩和ケアチームの3チームに分かれており、併診という形で治療介入していきます。また、外来診察では、児童部門と成人部門があります。幅広い分野の診察を行っていますので、興味のある方は是非見学に来ていただければと思います。現在は研修必須科目となっていますので、迷っている方も、そうでない方も楽しんで研修していただければ幸いです。

飯島 健介

東海大学を卒業後、私は一般的な疾患を診たいという気持ちもあって、大学を出て市中病院で初期研修をしていました。精神科に進むことは学生時代から決めていましたが、大学に入局するのか、単科病院に就職するのかでずっと迷っていました。

最終的に東海大学精神科に入局する決め手となったのは、その研修プログラムです。身体科に入院している患者さんを精神面からサポートするリエゾンは、大学病院だからこそ経験できる治療だと思います。入局2年目以降は単科病院に出向して急性期の患者さんの治療も経験することができ、さらには小児を対象とした児童精神等、幅広い分野、年齢の症例を経験できる点に大きな魅力を感じました。

また、学生時代の実習や見学を通して感じた医局の雰囲気の良さも大きな決め手になったと思います。上級医の先生方は優しく、疾患や治療についてどんな些細な質問や相談でも聞いて頂けるので、安心して日々の診療に望むことができると思います。 精神科に進みたい、又は迷っている方は是非一度見学に来てみてください。お待ちしています。

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